「なんとかなる」は何にもならない

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中小企業診断士になり始めて担当させてもらった会社さんのお話を少し…。

結果、会社が解散してしまい、自分の力不足を露呈した最悪のスタートだったのですが、そんな中でも多くの気付きを頂いたのは確かで、

今でもその失敗は大きな教訓として僕の中に残っています。




なんとかなると言った会社経営者の末路


僕が初めて勤めていた企業ではない企業のコンサルタントを担当したのはリーマンショックの余波が抜けない2009年の7月の事でした。

業種は製造業で、従業員人数は20人程度の孫受けの下請けという危うい立場。

当然リーマンの余波で時間短縮、受注100%減と製造業の不景気ここに極まれりといった会社だった。

内部留保が潤沢にあったその会社は、リーマンショックを期に事業転換を図りたいという依頼だった。今にして思えば、無茶な方向転換が企業寿命を短くしたのだ。

その会社の経営者は人当たりもよく、地元でも信頼されていて、人望もあったのだが、口癖が「なんとかなる」。社内の決算書は税理士任せ、自分で数字は見るけど「よくわかんないから」と税理士や診断士に投げていたのだ。

「これでは立ち行かなくなりますよ」と警告したのだが…


ある日、その会社の経営者に

「このままでは立ち行かなくなります、事業を見直し、転換を図るよりも、技術を売りにして取引先の同業他社に売り込みましょう!」

と提言した事がありました。

しかし訴えも虚しく、「なんとかなるから」と現状を維持し、他の事業に転換して欲しいの一点張り。

当時自動車産業でブームだったハイブリット車向けの部品を作るとし、

取引先の開拓を行ったのだが、実績もなく取引の口座もなかったため、

掛けた設備投資費用が重荷になり会社を解散させてしまったのです。

この時は流石に責任を感じました。

債権者は押し寄せる、売掛金の回収はままならないと、

人生で2度めの会社倒産を目の前にみてましたから。

「なんとかなるではなんともならなかったね、すまなかった」とその会社の経営者には頭を下げられたが、

自分のコンサルデビューだっただけに失敗からのスタートと今でも鮮明に覚えている事案。

この失敗があるので今があると言ってもいいのですが、

「負けた時の負け方」として僕の中では最悪。

苦い経験をさせていただいているのです。

楽観主義経営と無責任経営の違い


よく楽観主義経営は世界を救う!みたいに言われます。

60社ほどコンサルティングを請け負ってきましたが、

一社だけ経営者が楽観主義者だった会社がありました。

楽観主義者のいいところは常に新しい事、物、情報に敏感であること。

疑うことなく試していただけるので、数字や実績以外の所、

つまり「使えるか?使えないか?」で判断します。

ここが「なんとかなるさ」という経営者と圧倒的に違う点です。

「なんとかなる」という経営者は、新しい事、物、情報に懐疑的な目で見ます。

そのため試すにしても一歩遅く、「誰かがやった後」となり先駆者にならないのです。

どんどんと情報から遅れていくため、経営手法も誰かの言いなりとなり、経営自体が無責任となってしまうのです。

失敗からの経験ですが、もしあなたが楽観主義だというのなら、何かしら新しいことに積極的に挑戦したり、取り入れたりしてもらいたいです。

楽観主義経営と無責任経営は当たり前ですが別物。

もう一度言います。全く別物なのです。

「なんとかならない」と感じているならば…。


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